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ノア・スピリット


Voice:あしゅのお歌


旧暦(高度文明期)

享年:38歳
属性:風属性
出身:西地(ファータ・クーラ)

新暦(人類滅亡後)

KEEPER=ARIES/牡羊座の守護者
役割:C-GE:機巧監査官


神託の巫女 / 運命さだめ叛逆そむき幽妹ファタ・スール

彼女の現在のコードネームはKEEPER=ARIES。
『牡羊座』の名をその身に冠する整備型アンドロイド。
常に謎の白玉を大量に引き連れており、彼らの力によってある程度の自衛戦闘も実は可能な特殊躯体である。普段は天真爛漫な性格で、誰とでもすぐに打ち解ける明るい少女だが、人形社会のトップを務めるSIR=GEMINIとだけは反りが合わないようで、顔を合わすたびに喧嘩を仕掛けては、さらっとあしらわれている。
“ロールレス”の処遇については中立的立場を貫き、あまりその話題には触れないようにしているようだ。どうやら、難しいことを考えるのが苦手なようである。

そんな彼女のオリジナルの魂の名は、ノア・スピリット。
今日は、主人公イヴと共に人類滅亡史の終幕をギリギリまで見届けたとされる“神託の巫女”の軌跡を追ってみよう。


キャラクターボイス


『騙されないんだからね。』



『すごーい・・・。これが“機巧”・・・?』



『ん~? 要は、この国でなんか悪いことする人がいて~。
神様はそれをよしとしないから、解決してきてってことじゃないかなぁ?』


   

STORY

◀ 初めから読む

◀ 『二派抗争』

▼ノアEP8-6 (2101年):終末のアストラル⑤:『停戦』

『呼んでくれて嬉しいわ、イヴ。いいえ、新たなエデンの守護者様。』

『セントラルへようこそ。マ…、リリス・マイヤ卿。』

『“篝火”も貴女の手に?』

『はい。パ…、アダム卿の叡智は全て私に引き継がれました。』

『まぁ、そうなの!それは素晴らしいわ!
彼には裏切られてしまったから、とても困っていたの。』

『…そう、ですか。』

『貴女は協力的で助かるわ。仲良くして頂戴ね。』

『…なぜ、泣くのですか?』

『あら…。どうしてかしら?私…私は……』

『…今日はもうお休みください。きっとお疲れなのでしょう。
お部屋を用意しています。ヌル、ご案内して。』

『そう…そうね…。そうさせて頂くわ。ありがとう、イヴ。』

(※リリス項目より引用)

▼アベルEP5-4 (2101年):『終末のアストラル②:ノアの方舟計劃にて』

― 最後の皇帝となったイヴが亡くなったアダムの代わりを務めている。
― 思わず、声をかけようとするアベルだが・・・

アベル「今更どの面下げて、俺が、“頑張れ”なんて言えるんだよ・・・」

▼ノアEP8-7 (2101年):終末のアストラル⑥:『ノアの方舟』

※イヴと一緒に最後まで生き残ったのがノア。

ノア「もう、リリスは技士として働ける状態じゃない。
だから、代わりに私があなたをサポートするわ。
ただ、私は誰にも謝らないから。
あなたもろとも、アダムを殺そうとしたことも、後悔はしてないわ。
あんたたちなんか、大っ嫌いよ…。」

イヴ「………それなら、どうして手伝ってくれるんですか?」

ノア― 北方にて、星の滅びを生む者あり。其は“方舟”にて彼の旅路へ我らを導け。―
…それが私の使命だから。
風の神託は人の滅びを、教えてくれてた。さすが神さま、残酷よね。
“方舟”がこの、今の状況、“カガリビト”達への魂そのものの転写だってことくらい、
馬鹿な私にだって…もうわかるわ。滅びは、神にとって確定事項だったのよ…。
そして、イヴ。あなたがやろうとしているこれは、
リリスが……決して望まなかったことよ。“偽の心”のままでいい、って…
それが彼女の…“フォルスダッドコール”の由来なんだから。」

イヴ「………それでも…私は……」

ノア「わかってるわよ。今さらやめろなんて、言うつもりないわ。
でも、これだけは言わせてもらう。あの時……、アダムはリリスを裏切った。
彼女の記憶が急速に欠けていったのは明らかにアダムと喧嘩してからよ。
もし、あの時、彼がリリスの話を聞いてカガリビトを眠らせてあげてさえいれば…
あなたが彼女のもとに残ってさえいれば……何か、ひとつでも違ってたら……
もしかしたらこの残酷な神託を回避できたかもしれないって、私は今でも思ってる。
でも、私も……あなた達と、同罪よ……。
病気になる前のリリスは……ちゃんと、覚悟を決めていたもの…。
私があの時…、彼女の異変にちゃんと気づいてあげられていれば……
私が……、彼女の心を揺らすような提案をしなければ……!
あのままカガリビトは壊されて……リリスは…こんなに苦しまなくてよかった!!
他でもないこの私が、リリスを…壊したのよ…。

だから……。
星の滅びを生む者が“リリスだけ”のことだったなんて結末…、私は絶対に許さない。
私は…ヘルメスに私の答えを突きつけにいく為に、あなたの“方舟”に乗るわ。」

イヴ「…はい。私も、そう思います。
…ママに、そしてヘルメスさまに…伝えにいきましょう。
絶対に、成功させてみせます。」

ノア「…言われなくたって、そのつもりよ。
アダムにも、死ぬほど文句言ってやるって、決めてるんだから。」

そして物語は新暦へ・・・ ▶

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※ストーリーはキャラクター順に繋がっています。